Box
下記手順にてBoxでのアプリの登録および承認と公開キーの作成を実施してください。
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開発者ユーザーの作成
Boxでのアプリ登録は、開発者コンソールを介して登録します。
また登録後の変更、削除といった操作も開発者コンソールから⾏います。
その為、まずはこの開発者コンソールにサインインするユーザー(以降、開発者ユーザー)を作成、もしくは選定してください。
なお、この開発者ユーザーは、管理者である必要はありません。
また、登録した後に、別のユーザーを開発者ユーザーとすることも可能です(コラボレート)。 -
2段階認証の設定
アプリの登録 で[公開/秘密キーペアを⽣成]する際に、2段階認証が求められる為、対応する開発者ユーザーの2段階認証を有効としてください。
ALogでは、フルパス補完機能があります。
この機能を利⽤する場合は、グローバルコンテンツマネージャスコープを有効とする必要があります。
グローバルコンテンツマネージャスコープの有効化は、Box のサポートチームに依頼する形となります。
グローバルコンテンツマネージャスコープの有効化が難しい場合は、管理者、もしくは共同管理者を使⽤することで代替できます。
但し、この管理者はコンテンツの所有者、もしくは共同所有者である必要があります。
所有者でないコンテンツへのアクセスは、フルパスに補完できないためご注意ください。
以上は、フルパス補完機能を利⽤する場合に必要となります。
利⽤しない場合、この⼿順は不要です。
ヒント |
本手順の詳細は、Box 社の 解説ページ を参照してください。 |
下記手順にてアプリの登録を行ってください。
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開発者ユーザーで Boxへログイン し開発者コンソールにアクセスする
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画⾯右上の [アプリの新規作成] をクリックする
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[カスタムアプリ] をクリックする
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「認証⽅法」は[サーバー認証(JWT使⽤)] を選択する
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アプリ名を「ALog for Box」と入力し、[アプリの作成]をクリックする
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アプリが作成されると「構成」画面が開く為、以下を実施して[変更を保存]してください。
項目名 | 必要な対応 |
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認証方法 | 対応不要 |
開発者トークン | [取り消し] ボタンを押下して、開発者トークンを削除する |
OAuth 2.0資格情報 | アプリの承認 で[クライアントID] が必要となるため、メモ帳などに控える |
アプリアクセスレベル | [アプリ + Enterpriseアクセス]を選択する |
アプリケーションスコープ | ⼀旦全てのチェックを外した上で、以下の項目にチェックを⼊れる |
高度な機能 | [as-userヘッダーを使用してAPI呼び出しを行う]にチェックを入れる |
公開キーの追加と管理 | [公開/秘密キーペアを⽣成]をクリックする ファイル名は「ALogCloudBoxPlugin.json」など任意の名前を入力し、任意のフォルダへ保存する |
CORSドメイン | 必要に応じて、変更する |
アプリの設定 | 対応不要 |
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管理者もしくは共同管理者*1 で Boxへログイン し、管理コンソールにアクセスする
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左メニューから[アプリ]を選択する
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上部タブの[カスタムアプリマネージャー]を選択する
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[サーバー認証アプリ]を選択する
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[アプリの追加]をクリックする
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アプリの登録 で控えた[クライアント ID] を⼊⼒し、[次へ]をクリックする
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画⾯の内容を確認した後、[承認]をクリックする
*1:管理者権限の内、[会社の設定とアプリケーションを編集] が有効な共同管理者
下記手順にて対象ホストを追加してください。
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ALogのWebコンソールへログインする
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メニューバーの[管理]をクリックする
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画面左のメニューから[対象ホスト]をクリック
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対象ホスト画面へ遷移したら[+追加]をクリック
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「対象ホスト追加ウィザード」の画面が表示されたら[次へ]をクリックする
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「ログタイプの選択」のプルダウンメニューより[Box Enterprise Events]を選択する
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[次へ]をクリックする
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任意のホスト名を指定し、[次へ]ボタンをクリックする
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[プライベートキー]を入力する
項目名 概要 プライベートキー アプリの登録時に作成した[公開キー]に紐づくプライベートキーを入力する
アプリの登録時に保存したプライベートキーのJSONファイルを開き、中身を全て貼り付ける管理者ユーザー ID (任意) 管理者、もしくは共同管理者のユーザーID(アカウントID) を入力する
フォルダ/ファイル名をフルパスに補完する際に必要
ユーザーIDは、Box [アカウント設定] ページの [アカウントの詳細] に記載ファイル名をフルパスに補完 フルパス補完機能を利用する場合、チェックを入れる 初回実行時の収集期間(秒) 初回実行時の収集に限り、指定した期間まで遡ってログを収集する 例:1時間の場合は3600、1日の場合は86400と入力 -
[次へ]をクリックする
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ログの収集周期を設定し、[次へ]ボタンをクリックする
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[完了]をクリックする
対象ホスト追加が完了したら ログ収集の動作確認 を行います。
[Box に格納されているすべてのファイルとフォルダの読み取り]
[ユーザーを管理する]
[Enterpriseのプロパティを管理]