フィルター項目の設定と条件タブ
本記事では「各フィルター項目の設定方法」と「条件タブ」について解説します。
各フィルター項目の設定方法
条件の入力
検索の際に入力する文字列は基本的に完全一致での検索になります。部分検索を行う場合は、アスタリスク(*)を付けることで指定することができます。
例:
[XXXX.co.jp*] … 指定したドメインのユーザーを先頭一致で検索します。
[*administrator] … 指定したユーザーを後方一致で検索します。
[*機密*] … 指定したキーワードを含むファイルパスをあいまい検索します。
[XXXX.co.jp*] … 指定したドメインのユーザーを先頭一致で検索します。
[*administrator] … 指定したユーザーを後方一致で検索します。
[*機密*] … 指定したキーワードを含むファイルパスをあいまい検索します。
各フィルター項目では、一つの項目ごとに[対象とする]と[除外する]がありますので目的に合わせて入力します。複数指定する場合は、改行すると入力ボックスが広がります。
AND/OR
[対象とする]と[除外する]の項目において複数指定した場合、AND/ORを選択することで細かな条件検索が可能になります。
『対象とする+複数指定+AND』を選択した場合、複数条件の「いずれにも」該当したものをレポートします。
『対象とする+複数指定+OR』を選択した場合、複数条件のうち「いずれか」に該当したものをレポートします。
「*個人情報*」と「*顧客*」を入力 | AND | OR |
---|---|---|
\\server\営業部\個人情報\xxxx | ヒットしない | ヒットする |
\\server\営業部\顧客管理\xxxx | ヒットしない | ヒットする |
\\server\サポート部\顧客data\個人情報(要削除)\xxxx | ヒットする | ヒットする |
\\server\サポート部\社内議事録\xxxx | ヒットしない | ヒットしない |
『除外する+複数指定+OR』を選択した場合、複数条件「いずれか」に該当したものを除外してレポートします。
『除外する+複数指定+AND』を選択した場合、複数条件の「どちらにも」該当したものを除外してレポートします。
「*個人情報*」と「*顧客*」を入力 | AND | OR |
---|---|---|
\\server\営業部\個人情報\xxxx | ヒットする | ヒットしない |
\\server\営業部\顧客管理\xxxx | ヒットする | ヒットしない |
\\server\サポート部\顧客data\個人情報(要削除)\xxxx | ヒットしない | ヒットしない |
\\server\サポート部\社内議事録\xxxx | ヒットする | ヒットする |
条件タブについて
条件タブは複雑な検索を1回で行えるようにしたものです。最大5つの条件タブを追加することができます。 タブごとに「フィルター追加」の項目は変更することが可能です。
条件タブが単独の場合、項目間はANDで固定されます。一方、条件タブを複数設定した場合、タブ間をANDもしくはORに切り替えることが可能になります。
タブ間を「AND」に設定した場合
設定した複数の条件タブの検索結果が重複した結果のみを表示します。
タブ間を「OR」に設定した場合
設定した複数の条件タブの検索結果のすべてを表示します。