新規作成/編集ダイアログの使い方
本記事では、「レポート/アラート」機能の新規作成/編集ダイアログの使い方について解説します。
基本設定エリア
あらかじめ用意されたテンプレートを目的に合わせて選択すると、以下のような画面からさらに細かい条件指定を行うことができます。
基本設定エリア
このエリアではレポート設定としての基本的な設定やレポート条件をメイン画面で設定できるようになっています。
項目 | レポート | アラート | 説明 |
---|---|---|---|
状態 | ○ | ○ | レポート設定を有効にするか、無効にするかを設定する |
機能 | ○ | ○ | レポート機能、アラート機能の使用有無を指定する ※「リスクスコアリング」にチェックをつける場合は、「リスクスコアリングの設定について」を参照 |
レポート名 | ○ | ○ | レポートの名称を指定する |
概要説明 | ○ | ○ | レポートの概要を記載する |
出力件数 | ○ | - | ランキング形式の場合に表示される ランキング上位何件を出力するかを指定する |
ユーザー | ○ | ○ | レポート対象とするユーザー名を指定する |
対象 | ○ | ○ | レポート対象とするファイル名やフォルダー名を指定する |
操作 | ○ | ○ | レポート対象とする操作を指定する |
フィルター追加 | ○ | ○ | 「ユーザー」「対象」「操作」以外のフィルター項目(「曜日」など)を追加する場合に指定する。詳細は「フィルター追加項目」を参照 |
グラフ種別 | ○ | - | レポート内に表示するグラフ種別(棒、円、なし)を指定する。「時系列」のグラフについては、折れ線グラフの指定もできる |
参照可能ユーザー | ○ | ○ | レポートを参照可能とするユーザーを指定する |
プレビュー(レポート)
設定中の設定値でレポート結果を確認できます。
プロパティ
レポートのプロパティを確認できます。
レポートのプロパティはレポートを新規作成したユーザーに与えられた検索可能範囲を引き継いで作成され、そのユーザーに対する検索可能範囲が変更されても、プロパティの範囲は変更されません。
レポートのプロパティはレポートを新規作成したユーザーに与えられた検索可能範囲を引き継いで作成され、そのユーザーに対する検索可能範囲が変更されても、プロパティの範囲は変更されません。
項目 | レポート | アラート | 説明 |
---|---|---|---|
作成ユーザー/作成日時 | ○ | ○ | レポート設定を作成したユーザーと日時を表示する |
更新ユーザー/更新日時 | ○ | ○ | レポート設定を更新したユーザーと日時を表示する |
検索可能範囲 サーバ 対象パス |
○ | ○ | Webコンソールにログイン時、管理者権限のあるアカウントでログインした場合にのみ設定変更が可能 当該レポート設定においてレポートの対象とするサーバと対象パスを指定する |
ファイル出力
ファイル出力の設定を行うダイアログを表示します。
レポートの出力先をネットワーク上の共有フォルダに指定できるのは管理者のみになります。そして、複数の設定で同一のサーバ上に出力する設定を行う場合は、同一のアカウントを設定する必要があります。
レポートの出力先をネットワーク上の共有フォルダに指定できるのは管理者のみになります。そして、複数の設定で同一のサーバ上に出力する設定を行う場合は、同一のアカウントを設定する必要があります。
項目 | レポート | アラート | 説明 |
---|---|---|---|
出力対象 | ○ | - | レポートの出力単位を指定する。日次、週次、月次が選択可能で複数選択することもできる |
出力タイプ | ○ | - | ファイル出力するタイプを指定する。サマリー、詳細が選択可能 |
PDF出力 | ○ | - | PDF出力の有効(出力する)または、無効(出力しない)を指定する |
CSV出力 | ○ | - | CSV出力の有効(出力する)または、無効(出力しない)を指定する |
出力先 | ○ | - | 出力先を指定する。このレポート設定単体で別の出力先を指定する場合は個別設定を指定し、他のレポートと同じ出力先を指定する場合は、共通設定を指定する。 |
自動削除 | ○ | - | レポート(CSV/PDF出力されたファイル)の削除までの期間を指定する。前述の出力先で「共通設定」を指定している場合は、管理の「レポート」画面で設定している削除までの期間が適用される |
メール通知
メールの設定を行うダイアログを表示します。
項目 | レポート | アラート | 説明 |
---|---|---|---|
件名 | ○ | ○ | メール通知で送信されるメールの件名を指定する |
送信元アドレス | ○ | ○ | メール通知の際に使用する送信元メールアドレスを指定する |
送信先アドレス | ○ | ○ | メール通知で送信されるメールの送信先メールアドレスを指定する |
テスト送信 | ○ | ○ | 入力した設定でメール送信ができるかテストする |
レポート 通知対象 |
○ | - | メール通知のレポートの単位を指定する 日次、週次、月次が選択可能で複数選択することもできる |
レポート メール本文 |
○ | - | メール本文の編集、レポート名/URLの付与を指定する |
レポート ファイル添付 |
○ | - | メール通知の際、レポートを添付するかを指定する 選択したテンプレートにより、添付可能なファイルが異なる |
アラート 通知対象 |
- | ○ | レポート機能とアラート機能を同時に有効にした場合にのみ表示される アラート機能のみ有効時は、非表示だが有効状態になる アラート機能で該当するアクセスログがあった際にメール通知する、しないを設定する |
アラート メール本文 |
- | ○ | アラートメール本文の編集、レポート名/URLの付与を指定する |
アラート ファイル添付(PDF) |
- | ○ | アラート機能によるメール通知の際、レポートを添付するかどうかを指定する |
アラート 通知条件 |
- | ○ | アラート機能によるメール通知の条件を指定する 「初回のみ通知」の場合、前回までのアラートが確認済みになっている(未確認なし)場合にメール通知する 「常に通知」の場合、前回までのアラート件数に関わらずメール通知する |
詳細設定
レポートにかかわる細かな設定を行うダイアログを表示する。
項目 | レポート | アラート | 説明 |
---|---|---|---|
1日の区切り時間 | ○ | - | ランキング形式の場合に表示される 通常、1日の区切り時間を「0:00」としてレポートを作成しているが、これを別の時刻に変更するための設定 「5:00」と設定した場合はその日の5:00 -翌日の4:59:59までを1日として扱う |
0件レポートの作成 | ○ | - | レポート条件に対して該当するアクセスログが0件だった場合、通常レポートは作成されない 0件の場合にもレポートを作成したい場合、本設定を有効にする 「ファイル出力」もしくは「メール通知」が有効な場合にのみ機能する |
アクセスログのソート | ○ | ○ | ヒットしたアクセスログを「詳細」で確認する際のソート順を指定できる 前提条件として、日単位でのソートは必ず行われる。その後、指定したキーでのソートが行われる |
アクセスログの表示項目 | ○ | ○ | レポートの詳細を表示するときのアクセスログの表示項目を指定する ファイル出力にも反映される |
「アクセスログの表示項目」では、レポート結果「詳細」画面にてアクセスログを確認する際の項目をカスタマイズすることができます。 この設定は、Webコンソール上での確認だけでなく、レポートのファイル出力設定によってCSVやPDFを出力する際にも反映されます。 プレビューしながら設定すると便利です。